庭は生き物、木は私たち同様に
日々成長しています。
植えたばかりの小さな木も
次第に根を張り、枝を伸ばし、葉をつけ
その場所になじみながら少しずつ
大きくなっていくのです。
そして5年10年と月日が流れた時
雑木本来の自然な姿を保つために
私たちが願うこと。
それは、雑木の庭に「適した」
お手入れをしていただくこと。
庭は生き物、木は私たち同様に
日々成長しています。
植えたばかりの小さな木も
次第に根を張り、枝を伸ばし、葉をつけ
その場所になじみながら少しずつ
大きくなっていくのです。
そして5年10年と月日が流れた時
雑木本来の自然な姿を保つために
私たちが願うこと。
それは、雑木の庭に「適した」
お手入れをしていただくこと。
雑木の庭は、植えてから2~3年は大きな剪定は必要ありません。
枝や葉が混み合ってきたなと感じた時は、手の届く範囲の下枝やひこばえを落としたり、混み合った枝をすかすことで、木は自然と人の手の届かない高い場所で枝を伸ばし、やがて緑の天井を作ります。
Green ceiling
木陰ができることで、初めは堅く手強かった雑草もだんだんと弱まり苔が生え、お手入れしやすい環境へと変わっていきます。そして10年後に一度、大きな幹や枝を根元から切り落として、若い幹や枝に世代交代させます(株の更新といいます)
そうして木の生長を上手くコントロールすることで、雑木本来の自然な姿を保ちながら、大きくなりすぎるのを防ぐことが出来るのです。
Alternation of
generations
水遣り。草むしり、落ち葉掃除…お手入れは難しいことではありません。木々の生長を楽しみながら、日々少しずつ手をかけてあげることで、木は元気に育ち、色鮮やかな紅葉や、結実などの恵みと安らぎを与えてくれます。もちろんご自身でのお手入れが不安な方や、木の調子がおかしいと感じたとき、害虫を見つけたときなどは遠慮なくご相談ください。いつでも、お庭のプロがお手伝いします。
Please consult
自分でできる簡単なお手入れ方を
いくつかご紹介します。
How to care
水は木の命。特に夏場は毎晩2回、
たっぷりと水を与えることで
木に体力がつき、病害虫に強く育ちます。
地面に撒くタイプの殺虫剤で病害虫します。
粒状の殺虫剤は、ホームセンター等で購入可能です。地面が湿っている時に撒くのがお勧めです。
手で届く範囲の小さな枝を折るだけで、風通しが良くなり、虫の巣が出来るのを防ぎます。
落ち葉を踏んで歩くのも、秋ならではの楽しみ。掃除が気になるときは、木の根元に寄せておけば”自然の毛布”となって、木もニッコリ。
我が社には木のお医者さんである「樹木医」がいます。
樹木医は、天然記念物のような巨木か名木から街路樹や庭木などの身近な木まで、痛んだり病気になった木の診断と樹勢回復、さらには樹病の予防や後継樹の保護育成などに携わる専門家です。
(日本樹木医会HPより抜粋)
Tree doctor